演劇女子部「タイムリピート〜永遠(とわ)に君を想う〜」@全労済ホール / スペース・ゼロ(新宿)

出演:Juice=Juice・高瀬くるみ・前田こころ・山崎夢羽・岡村美波・清野桃々姫
脚本:太田善也
演出:西森英行(InnocentSphere)
音楽:和田俊輔
振付:YOSHIKO
プロデューサー:丹羽多聞アンドリウ(BS-TBS)
開場 18:30
開演 19:00




全労済ホールなう。
J=J舞台。



入場なう。


グッズは、かりんちゃんの日替わりが
いち早く売り切れ。



やはりソーマのビジュアルインパクトは、
強烈だった。


2番目に、ゆはねちん日替わり売り切れる!



5分前に、
諸注意のアナウンス入る。


名乗らなかったが、
まなかんの声。


やっぱり、まなかんが主役なのかなぁ?



6列目、関係者席中央には、
丹羽多聞氏。



20時50分
初日公演終了〜!


客電が点いても鳴り止まぬ拍手!


大成功の初日でしたね。



あまりネタバレ的なことは書けないので困るが、
自分の好きな(望んでた)脚本だった。


どうしても主役ばかりが目立ってしまうのが、
グループアイドルが舞台をやる場合の弱点で、
脚本家も苦しむ部分だと思うが、
脇役にもそれなりの配慮があり、
上手いと思った。


なにより、圧倒的まなかんのヒロイン感よ!


カントリーの舞台を一本潰してるにも関わらず(病気だからしかたがないが)、
それでも、まさかのJ=Jからの復帰、
そして、今回の舞台の大役…と、
そうさせないでは居られない、
まなかんのアイドルパワー、恐れ入った。


かりんちゃんも、
男役良かった。


男役というか、男の子役というか、
気弱なポンコツメガネ男子(笑)が、
ハマってた。


ハローキティより良かった。
(真野舞台の再演。かりんちゃんがやると、ぶりっ子感に違和感がある)


男役と言えば、
さゆきも上手かった。


こちらは男気あふれる
べらんめえキャラを好演。



カーテンコール(舞台上で誰かが挨拶する)というのは無かったが、
ラストの余韻をぶち壊さない意味でも、
そのまま終わっていいと思う。


まあ、千秋楽ともなれば、
誰かしゃべるかもしれないが。



ネタバレとは関係ない部分の感想を言えば、
ゆはねちん、かわえええ!


これは、新グループの
動向から目が離せない!


顔つきがどことなく、あややに似てるし、
新グループに置いておくには惜しい逸材。


いや、ゆはねちんが、
今後、新グループを、
そして次世代ハロプロ
引っ張ってゆく。


劇自体も良かったが、
そんな発見も出来て収穫の多い初日でした。



公演終了の時点で、
日替わり写真売り切れは、
かりんちゃん、ゆはねちん、かなとも、
るる、まなかん。


主役が売り切れるのは分かるが、
かなとも、るるたんには、
幅広くファンがいることが伺える。


そして、J=J以外で唯一売り切れる
ゆはねちん、強えええ!
納得。



あっしは、運試しでいつも買う
コレクション生写真を3枚。


出演者13人で、
全26種の絵柄だが、
まえここ
やなみん
ももひめ
(引いた順)
という結果に。


やはり、主役を引き当てるのは
難しい。


やなみん引けたのが、
救いか。


あ、でもやなみんはあんまり
見せ場ないんですよね。


みんなキャラに合った(J=Jのポジションに重なる)配役なんだが、
やなみんを活かせてない。


あえて不満を言うならば、
そのくらいかなぁ?


やなふな時代が、幸せだったなぁ…



岡村ちゃんは、
ロリ界隈期待の新星だったはずだが、
ちょっと育ち過ぎてしまったようだ。


ズッキみたいにならないとよいのだが。



セットは大掛かりなものはなく、
いたって簡素。


まあ、宇宙空間・しかも宇宙船の中という
密室劇にふさわしいイメージ。
(SFものではありますが、密室ミステリーではありません)


映像が大きく映し出されるので、
セットがシンプルでも
特に演出効果は減じない。



ストーリは、タイトルどおりの
イムリピートもの。


古くは、時をかける少女
最近なら、マドマギなんかが典型か。
(医師を演じるやなみんの名前がマドカなので、
影響を受けてるのは隠してない)


マンガ・アニメ・ゲーム文化の浸透した日本では、
有名無名問わず繰り返し描かれてきたジャンル。


最初は、そんなありきたりなタイムループものと
舐めて見てました。


しかし、中盤から謎が謎を呼ぶ展開に。
時空SFというよりは、ミステリーなんですな。
丹羽さんが得意とするやつですよ。
面白かった〜


演劇女子部でいえば、
ウィークエンドサバイバーにもっとも近い。


あっしの見たかったやつでした。



感動というか、舞台の厚みで言うなら
娘。やアンジュルムが勝るのですが、
よく練られた脚本と、
(当て書きされた)J=J・新ユニットメンバーのキャラ・個性が
2重写しになって見えるのが高評価。


今回で18作目になる演劇女子部でも、
上位に推したい作品です。



ウィークエンドサバイバー(こぶし主演)的作品ではあるのですが、
気絶するほど愛してる(カントリー主演)とも重なるんですよね。
まあ、ネタバレになっちゃうんで、
これ以上は言えないんですが・・・