BEYOOOOONDS主演 演劇女子部「眠れる森のビヨ」@スペース・ゼロ

2021年4月16日(金)

演劇女子部「眠れる森のビヨ」@こくみん共済 coop ホール(全労済ホール)/スペース・ゼロ

出演:BEYOOOOONDS

開演 17:15

開場 18:00

 

配役

ヒカル(平井美葉)
ヒマリ(島倉りか)
夢子(西田汐里)
ノゾミ(山﨑夢羽)
カナエ(里吉うたの)
タマエ(高瀬くるみ)
山上(江口紗耶)
浜田先輩(一岡伶奈
ネネ(小林萌花)
ショーコ(清野桃々姫)
ユッコ(岡村美波)
ツムギ(前田こころ)
 
 
Staff
脚本・演出:中島庸介
音楽:和田俊輔
振付:YOSHIKO
プロデューサー:丹羽多聞アンドリウ
 
 
初日公演を見てきました!
 
良かったよ~~
 
(以下、ストーリー・内容について触れますので隠します。
ネタバレはしないつもりだけど、
まっさらな気持ちで見たい人は避けてください。
かなりつっこんだところの感想まで書きます。)

 

 
 
初日公演は前売り完売で当日券なし。
座席は1列はすべてあけた状態で、
2列目からフルで使用。
 
あっしは3列目と、
またしても奇跡のくじ運で良席だったのだが、
今年はなんかいいことある??
(2列目だと会場で用意した
フェイスシールドを着けなくてはいけないので、
逆に最前じゃなくてラッキー)
 
 
入場はブロックごとに時間をずらして入れていたが、
思いのほかグッズ列に人が並んだので、
ある程度ロビーの人が減るまで少し待たされた。
 
 
20分前と5分前に影アナで諸注意があるが、
ひとりはみーよの声ですぐ分かった。
もうひとりは誰だかわからなかったが、
今思えば、りかちゃんだったのかもしれない。
 
 
舞台装置は、
「いばら姫」の茨をモチーフにした装飾が
上から吊ってあり、
ステージ上は余計な装飾はなく、
箱みたいなのとか、ひな壇っぽいのがあるだけ。
 
 
主演はみーよ(ほぼでずっぱり)。
 
今回男役だったのは
さーや、
いっちゃん、
まえここ。
 
 
てか、高校生設定で
最初はみんな制服での登場だった。
これだけでチケ代元とれるわ(笑)
 
もちろん衣装も凝った衣装がちゃんと用意されていて、
おとぎ話(劇中劇)シーンではそちらも堪能できるのだが、
おっさんは衣装にはほとんど興味ない。
 
 
 
あらすじは、
あんまり深くは語れないのだが、
ざっくり言うと高校演劇部が舞台。
 
でも、それだけではない。
 
ビヨ舞台は、
不思議の国のアリスたち」「アラビヨ~ンズナイト」と
わりと凡打が続いたので、
(まあアリスはあれはあれで楽しかったが)
今回も子供向け古典名作改変モノかと思わせて、
これはいい意味で裏切られました。
 
脚本素晴しいね。
 
演劇には詳しくないので
中島庸介さんはよく存じあげないのだが、
ちゃんとしたホンが書ける方だと思いました。
2時間ダレることがない。
 
 
もちろん、ビヨメンの演技力の高さもあってのことだが、
なかでも主演のみーよの熱演(イケメン)ぶりがハンパない。
このご時世でなかったら、キャーキャー黄色い歓声が飛んだだろう。
(別に性格がチャラいわけじゃないのでご安心を
むしろナル男なのは、いっちゃんの役どころか)
 
 
逆に準主役である島倉りかちゃんの出番が
極端に少ない。
そもそも、りかちゃんだと最初分からなかったくらい
表情が暗い(髪型のせい? メイク?)。
僕らの太陽りかちゃんに、
笑顔がない。
 
まずこのりかちゃんをめぐっての謎設定があり、
演劇部内の王道青春ストーリーと絡めて話が展開する。
 
ちょっとホラーっぽかったり、
ミステリアスな演出でラストまで目が離せませんでしたね。
 
 
そして、結末をむかえるんだが、
このラストの付け方にはまあいろいろと意見はあるところでしょうね。
 
ハッピーエンドともいえないし、
バッドエンドでもない。
 
結局、報われないというか救われないというか、
だから、感動はあるんだけどモヤモヤは解消されない。
 
あざやかな謎の解明とともに、
ラストシーンで強烈なカタルシスを用意した
「タイムリピート」に比べてしまうと、
少ししっくりこないところはあります。
 
でも、だからダメっていうわけじゃなくて、
これはこれで十分に面白いし、考えさせられます。
 
 
 
まあ、なにはともあれ一回は見といて損はない作品です。
みーよ推しなら必見。
 
りかちゃん推しは微妙かも。
 
新入部員(一年生)役の
みいみとももひめも比較的見せ場は少ない。
 
だがしかし、と私は言いたい。
平等に見せ場がある舞台なんて、面白いわけない。
そんなのクソですよ。
(でも演劇女子部にもそういう作品はある)
 
それでも全員に見せ場を用意しなくちゃならない、
アイドル舞台の脚本家は大変だと思う。
 
この舞台はみーよがすべて。
そこに尽きる。
この演技を見せられたら惚れますって。
 
ぶっちゃけシーズニングのメンバーは苦手だったんだが
(なんで研修生も経ずにいきなり入ってきたのって?)、
いまではほのぴはビヨの3推しだし、
みよちゃんも今日をきっかけに好きになりました。
 
好きになるきっかけって、
そういうもんだと思う。
 
 
楽しいシーンもありますし。
ノゾミ・カナエ・タマエの3人は、
もう名前だけで笑える。
欽どこやで)
ゆはねはちょっときついイヤミをいうタイプだけど、
欠かせない役どころだし、
高瀬さんとかほんと芸達者すぎる。
 
初日公演
モーニング娘。のメンバーも見に来てたようです。
ハロ内でも注目度が高いのでは。
(かりんちゃんはなんであんなにヲタヲタしいの??)
 
出来たらもう一回くらい見に行きたいが、
見に行けるかなあ~
(暇はあるけど、たぶんお金がない)
 
「眠れる森のビヨ」居眠りしてる暇はないぞ。