演劇女子部「モード」@全労済ホール スペース・ゼロ

出演:アンジュルム・清野桃々姫(ハロプロ研修生)・佐藤友紀ヒルタ街 他
開場14:30
開演15:00


全労済ホールスペースゼロなう。
アンジュルム舞台「MODE」



入場なう。


関係者受付のとこに、
丹羽多聞さんいますね。


ステージ。
ランウェイがある!


てか、今回かなり前目の席だったんだけど、
ランウェイ近すぎてヤバイかも。



アンジュは、
秋は舞台と新曲リリイベだけかと思ったけど、
ツアーまでやりだしましたからね。


大忙しのアンジュルムさんですが、
果たして、このキツいスケジュールのなか、
どれくらい演技を仕上げてくるのか、
楽しみです。



16時55分
初日終了〜!



舞台経験が少ないメンバーもいたにしては、
かなり楽しませてもらった。


歌はまだ、歌いこんでいない感じもあったし、
迫力も(あやちょ以外は)足りない部分はありましたが、
及第点でしょう。



脚本はものすごくクラシカル。
まるで、NHKの朝の連続テレビ小説を見ているようでした(笑)


古典的なネタを使ってはいますが、
配役の妙といいますか、
役とアンジュルムのキャラが
見事に噛み合って、
とても面白かった。



むろたん推しだが、
出番はちょっと少な目。


でも、かみことむろのシーンでは、
泣いてしまいましたわ。



そして、今日一番大活躍だったのは、
なんといってもあいあい\(^o^)/
(むろ同様、出番はそんなに多くはない)


あいあい、笑いとってたなぁ〜
あれは、ズルいわ(笑)



やっぱり、一番目で追ってしまうのは、
あやちょだなぁ。


闘う女あやちょが、(舞台の時代背景は、
女性の自立がよく思われていなかった
70年代)←感覚的にはもっと古い時代な気がする
現実のアイドルあやちょと重なるんだよなぁ!



もうひとりの主役のかみこは、
なんといっても可愛い!


演技派という感じではないのですが、
(演技派という点では、
清野ももひめちゃんの圧倒的子役感)笑
素人っぽい感じがまた良い。


(以下、内容に触れるので隠します)


CAST

葛城弥生:和田彩花  週刊近代編集者
細川美智子:上國料萌衣  良家のお嬢様
山口 桜:中西香菜  カリスマスタイリスト
佐山孝太郎:竹内朱莉  カメラマン
江森華子:佐々木莉佳子  モデル
三田愛子:勝田里奈  モデル
岬かよ:笠原桃奈  モデル
奥山良子:相川茉穂  細川家の女中(でも服装がメイド服w)
西園寺実:室田瑞希  美智子の婚約者
細川典子:清野桃々姫  美智子の妹
細川節子:佐藤友紀  美智子の母
梶井和明:ヒルタ街  週刊近代副編集長


あらすじ

1970年代のはじめ。
まだまだ女性の社会進出が難しい時代。
日本初の本格女性ファッション誌創刊に熱意を燃やす女編集者と、モデルとなった良家のお嬢様がいた。
アンジュルム主演でお送りする、自分らしく生きようと闘う女たちの物語。


ランウェイをモデルウォークして一人づつ登場。
舞台スタート。


今回男役は、タケちゃんとむろたん。



冒頭「ローマの休日」の話が出て来たり、
かみこはオードリー・ヘップバーンに憧れてるお嬢様という設定。
あっしの感覚では50年代とかのイメージ。


ヘップバーンはたびたびモチーフとして出てくる。
かななんがモデルたちにモデルウォークを教え込む時、
本を頭の上にのっけさせるが、
あれもヘップバーンの映画にあったような。
「マイフェアレディ」だったっけ?



モデルの4人はオーディションで集められるが、
かっさーが、弟が4人いて
家族を養っていかなければならない設定なのが妙に面白い。
ステージでも堂々としてるし、
ほんと新人とは思えない。
あいあいにしろ、バレエやってる人は、
舞台度胸がある。



あいあいは、細川家のメイド(劇中では女中と言っていた)なのだが、
竹ぼうき持ってる姿が、レレレのおじさんにしか見えないww


コメディーシーンは全部あいあいが美味しいところを持っていくかんじ。
公園で鉢合わせする場面は本作の見どころです。



たんなるコメディーではなくて、
ラストは感動もあります。



過去の演劇女子部作品と比較してしまうと、
傑作とまではいいかねるのですが、
3-5期の魅力がとてもよく出た佳作だと思います。


スマイルファンジーみたいに、
楽曲で涙を絞り取られるみたいなことはない。
はたけさんの、いい意味での昭和感あふれる楽曲が、
懐かしーい気分にさせてくれましたね。