東京セレソンデラックス「夕」@シアターサンモール

というわけで、18時よりお芝居。
超満員で桟敷席(座布団)での観覧となりました。


予備知識ゼロで入ったんですが、
そんなことは抜きにしてものすごく楽しめました。


ラストシーンでは涙でしたね。


舞台は長崎。
主人公の元弥(もっちゃん)と幼なじみの夕(本公演のタイトルにもなっている)、
そしてヒロイン役薫の三角関係?に基づく、
淡く切なく儚い初恋の物語。


なんですが、
決してベタベタした恋愛劇というのでは全然なくて、
もっちゃんの家族(あらくれ3兄弟として地元で有名)のエピソードを中心にした人情喜劇であり、
見ていて純粋に楽しめるし面白かったです。

ところどころ小津映画のオマージュでは?と思わせるシーンもあり、
小津好きにはたまらない舞台でありました。



追記
この舞台の役者さんの演技や演出が素晴らしかったのはもちろんなんですが、
やはりサタケミキオ氏の脚本がよく出来ている。


映画「花より男子ファイナル」も、サタケさんのホンだとか。
見に行こうかしら?