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ちはやふる 上の句
やっぱり見ていない作品を引き合いに出すのはフェアではないと思い、
どんな映画なのか見てきました。
「ちはやふる -上の句・下の句-」予告
広瀬すずちゃんかわえええ〜〜!!
ていうか、「orange-オレンジ-」を見に行った時に予告編を見て、
広瀬すずはかわいいだけじゃなくて、演技もうめえ!というのがわかったので、
ずっと気になってはいました。
下の句公開が迫ってきているので、
あわてて見に行ってきました。
○
(以下、内容に触れますので、
未見の方はネタバレに注意してください)
原作のマンガが面白いというのは、かなり以前から薦められて知っていたのですが、
読んだことはありませんでした。
アニメ化もされていたようですが、それも未見。
なので、カルタの話という知識以外は、
まったく皆無ではじめて見ました。
面白かったですね。
まだ、下の句へと続くので、
上の句としてはこれから・・・、というシーンで
切れてしまうのですが、
予備知識なくても映画として十分楽しめました。
青春もの(部活もの)の黄金パターンを踏みながら、
幼馴染の三角関係という切ないラブストーリーが絡んでくる話でしたね。
幼馴染が太一というのが、
武道館の「大地」とかぶっていてなんとも(苦笑)
そして、ストーリーの背景に、
百人一首の歌の意味をからめてくるあたり、
原作の漫画のセンスの良さが伺えます。
キャラクターも全員立っていて、
マンガっぽさも全開なのですが、
実写化に際して違和感は感じませんでした。
原作ファン、アニメファンの反応は知りませんが。
○
ちはや(広瀬すず)ちゃんは、
男の心をかき乱す魔性の女臭プンプンなヒロインなのですが、
ハロヲタ的には、古典好きの呉服屋の娘かなちゃん(上白石萌音)が気になりました。
マネじゃなくてモネね。
あと、冒頭付近で、
主人公の太一に告白して、即効フラれてた子が
ぽにょにそっくりな感じの子だった。
ガリ勉オタクの机君役も、いい味出してましたね。
泣けるポイント。
部活ものではチームワークで勝利するという、
友情ストーリーが必須です。
○
気になった箇所もいくつかありましたが、
それは映画に対して、というよりも、
競技かるたのルールそのものに対する疑問。
あんなに激しく札をつき飛ばして、
お手付きではなくちゃんと札をタッチしているという判断を、
どうやってしているのか?
審判らしい人がいるようにも見えなかったが?
あと、終盤戦で手前の札をブロックしてガードする
そんなルールが存在すること。
最大の問題は、
太一がラストシーンでここ一番の賭けに出て(本人に故意はない?)、
結果、相手がお手付きで負けてしまうという、
卑怯な勝ち方で優勝してしまうこと。
これは、あれれ?でしたね。
○
てか、わが軍の松岡まゆゆも出演するとのことで見に行ったのだが、
全然出てこなかった。
下の句から登場するキャラだった。
下の句も見に行かなくちゃだな。