ツアーファイナルをむかえたスマイレージ
にょん様の長文ブログに感動。
http://ameblo.jp/kanon-fukuda/entry-11402480397.html



結局、自分はAXの2公演しか見れなかったけど、
かなり楽しかったのを憶えてます。
(まあ、一番高まったのが涙GIALだったのはこの際置いといて)


スマの人気低迷の理由は複数の要因が考えられるけれども、
あっしは楽曲問題も非常に大きいと考えている。


つんく♂Pがチケットが全然売れてませんとハッパをかけた動画でも、
モーニング娘。と同じように愛情をかけてやってきましたがと言っているが、
それは嘘だと思う。


スマイレージライブツアー2012秋〜ちょいカワ番長〜「スマイレージ篇」


娘。の曲は、ベキスに比べて明らかに完成度が高い。
楽曲の作り込み感が全然違う。


また、娘。は9期・10期が入ったことにより、
大人路線だった楽曲が、
黄金期(3〜5期加入)あたりの雰囲気を取り戻してきたのも大きい。
軸もブレていない。
一貫したテーマがある。
すなわち「LOVE&PEACE」だ。


スマは「ぁまのじゃく」「夢見る15歳」など、
デビュー曲には力の入った名曲を与えられているけど、
あとの楽曲は、軸がブレてしまったのがイケナイ。
「悪ガキ」や「ちょいカワ」がテーマでは、
人の心を揺さぶる深い感動は与えられない。



しかし、今ツアー1日2回公演みただけであるが、
にょん様の言う、メンバーの気迫というか気合は
現場にいてビンビン伝わってきた。
実際、歌唱力もみんな向上してきたし、
とくににょん様はみんなを引っ張って頑張っていた。
有言実行の人である。


新曲の「寒いね。」はしっとりした大人路線だけど、
この曲のにょん様はとても良い。


好き純からさらに踏み込んで「寒いね。」を打ちだしてきたのは、
あきらかな路線変更であるが、新生スマを印象づけたと評価したい。
つまり、アイドルらしさで勝負するんじゃなく、
歌の力で勝負してきたことの意味である。


モーニング娘。でいうところのプラチナ期に
移行しつつあるのが今のスマではないかと思う。


これは大変興味深い。
というかむしろあっし好みに近づいてくれたという感じだ。


売れる売れないでいったら、売れないとは思うが、
あっしはこの曲を支持したい。


寒いね。