いつもテレビのことしか書いてないので
きょうは映画の話題でも。
(ストーリーや内容について言及します。
 軽いネタバレ注意)

ビートキッズ

相武紗季ちゃん目当てで見てきましたが、
主役はイノッチみたいな顔した男の子のほうでした。
でも、あんまり期待していなかったのですが
かなりいい映画でした。
はじめは吹奏楽部で、その後、バンド活動に転じてゆくのだが
地に足の着いたストーリーというか
誠実な脚本に好感が持てた。
大阪(岸和田)という舞台がかもしだす
ノスタルジー
それがうまく青春群像に重なり合ってた。


ちなみに教師役で登場は渡辺いっけいさん。
この映画の宣伝のため「やぐちひとり」にでて
自分はハロプロファンであると
驚愕のカミングアウトをしたあの人である。


そういえば「スウィングガールズ」まだ見てなかった。
あっしは矢口ファン(真里じゃなくて、史靖)なので
はやくテレビでやってくんないかな(最近ビデオ見なくなったんで)。

宇宙戦争

亜弥ちゃんもインタビューしたバーグ監督。
ズバっと斬っちゃいましょうか?
パニック映画としてはかなり面白いです。
しかしH・G・ウェルズの原作を
まんま現代版にリメイクする意味がわからない。
サメとか恐竜から逃げ回ってるくらいが
恐怖としてもリアリティーがありました。
もしくは「エイリアン」のような
超未来の宇宙船内という設定にするとか。


そしてこの冷酷な破壊者・侵略者にたいして
ウルトラマン地球防衛軍
助けにきてはくれないのである。
この絶望的なシナリオに与えられた解決は・・・。


あっしは原作を読んでいないので(すみません)
たしかなことはいえないが、たぶんこのラストは
原作にあるとおりなのではないかと思う。
100年前の読者なら、満足したかもしれないが
現代の観衆がとうてい納得するとは思えない。


つまりこの映画は絶対悪による破壊しか描かれていない。
ただそれだけをサスペンスフルに語っているだけ。
そして何かとテロを想起させる。
なんだ、対テロ戦争を正当化したいアメリカの
プロパガンダ映画か!?

電車男

これまた原作は読んでいないのだが、
あの絵文字だらけの本を
どうやって映像化するのだろう?と思ってたら
映画として破綻なく、うまーくまとめてあった。
まあ純愛と友情という2大メガトンパンチで
せめられて、ぶっちゃけあっしは
泣きましたよ。
こう見えても涙もろいんで。


まあ、あっしのタイプは中谷美紀さんじゃなくて
国仲涼子ちゃんなのでそちらのほうで萌え〜でしたけど。

コーラス

これは先月見たフランス映画。
やぐちひとり」でも紹介されてた。
不良生徒が集まる寄宿舎で
ひとりの教師が音楽(合唱)で生徒と
心を通わせていくというストーリー。
素朴で、たしかにいい映画でした。
しかし、この映画に感動したのなら
日本にももっとすばらしい映画があったことを
思い出してほしい。
ほたるの星」である。
もしまだ見ていない人がいたら見てほしい。
「ほたる〜」のほうがファンタジー色が強く
荒唐無稽にうつるかもしれないが、
いちおう実話をベースにしているし
それよりも何よりも子供たちの表情がすばらしい。
教師役の小澤征悦さんの真摯さがとってもいい。


「コーラス」は野郎ばっかしか出てこないけど
「ほたる〜」にはりしゃこちゃんやゆりなちゃんが
出てたからだろ、というツッコミはしないよーに。

今後見たい映画

いっきに4本も紹介しましたが、
最近見たのはそれくらいですね。
今年に入ってからの半年間で見たのは
いま、会いにゆきます」「ハウルの動く城
パッチギ!」「あずみ2」だけです。
少ないですよ。


今後はとりあえず「スター・ウォーズ エピソード3」
は確実に見たいですね。


予告編で気になったのは「タッチ」の
長澤まさみちゃん。これはやばい。
セカチューはつまんなかったけど、
あれは「まさみを中心に愛を叫ぶ」映画でしたから。
しかし野球映画に傑作って少ないんだよなー。
ちょっと不安。
逆境ナイン堀北真希ちゃん)にもかなり
惹かれてはいるのだが・・・。
今後見る機会があったら、日記に感想を書きます。