夏唄日記@全労済ホール スペースゼロ     石川梨華

きょうは石川さんの舞台を見て来た。
ほんとうはあやちょの誕生日を祝ってハロ紺に入りたかったが、
きのうタワレコの帰りに、CCレモンによったら、
開演前からグッズ列がひどい混みようで、
すでにその段階でしり込みしてしまった。


きのうは当日券もでていたようだったが並ばずに、
結局、見たかった「夏唄日記」のチケットを某所で買った。


真野ちゃんが見たから、という説もある。
「おしばい」
http://gree.jp/mano_erina/blog/entry/477364475



舞美ちゃん・なっきー、
娘。からは愛ちゃん・さゆ・みっつぃ〜が観劇。


℃-uteブログ
http://gree.jp/c_ute/blog/entry/477271518(7月29日)


さゆブログ
http://gree.jp/michishige_sayumi/blog/entry/477623564(7月30日)


しばりかも。
柴田あゆみブログ
http://ameblo.jp/ayumishibataofficial/entry-10605620979.html


17:00開演
東京千秋楽。


以下、内容に触れるので隠します。



両親を殺した少年が、
65年前の広島にタイムスリップする話というので、
重いテーマが好きな自分はけっこう期待していたのだが、
タイムスリップの部分はあまり重要ではなかった。


個人的には「何日君再来(イツノヒカキミカエル)」のような
歴史空想ものを期待していたのだが、
ごくごく、オーソドックスな原爆物の舞台だった。
作者が広島出身ということもあろうが、
爆撃に至るまでの市民の生活を中心に、
史実にそって忠実に描いた舞台だった。


登場人物も多く、
梨華ちゃんやIZAMさんも主役という感じはあんまりしない。
熱演という意味では、
脇役の皆さんのほうが活躍していたかも。


梨華ちゃんは歌手役で、歌うシーンもありますが、
演出上の効果はあまりない(慰問歌手というのは重要な意味を持つ)。


しかし、後半わかっていてもやはり泣けてしまうのが
戦争ものの宿命である。
あっしは、特攻隊のシーンでグッときた。
そして、カタストロフから悲しみのラストまで。


少年はなぜ両親を殺さなければならなかったのか?
というところに、どう落としどころをつけるのか注目していたが、
そこはあっさり流され、脚本的に力量不足で未消化な部分はある。


だが、マイナス点を差し引いても、たっぷり2時間半
なかなか見ごたえのある舞台だった。


PON!で一番覚えるのが早かったと絶賛された
梨華ちゃん広島弁もかわいかった。
もちろん、もんぺも。

【出演】
IZAM/石川梨華

城戸裕次/稲村優奈/古宮基成/野沢トオル

滝ありさ/飯田奈織/犬伏雄一/古屋義邦/小野綾子/
山田かな/すいみ〜/小川大悟/ 庄田侑右/
おくまん(カオポイント)/山村哲/
芝輝敏(芝けん)/宮崎唯/小野寺仁子

大竹一重

【作】
小野寺仁子
【演出】
井田國彦