松浦亜弥コンサートツアー2008春「AYA The Witch」@中野サンプラザ

とりあえず
セットリスト

1.From That Sky〜替え玉は硬メンで〜
2.絶対解ける問題 X =(ハート)
MC
3.ソウルメイト
4.オシャレ!
5.女 Day by Day
6.ひとり
MC
7.ドッキドキ!LOVEメール
8.デート日和
9.初めて唇を重ねた夜
10.夕暮れ
(衣装チェンジ)
「AYA The Witch」によるヲタいじりタイム?(笑)
MC
11.きずな
12.ダブルレインボウ
MC
13.恋してごめんね
14.奇跡の香りダンス。
(曲中、バンドメンバー紹介あり)
15.The美学
16.Yeah!めっちゃホリディ


アンコール
EN1.LOVE涙色
MC
EN2.YOUR SONG〜青春宣誓
EN2.可能性の道
(昼夜2回公演で、どちらかを歌う。
 気分によって昼夜どちらを歌うか決めているようだ。)
EN3.笑顔に涙 〜THANK YOU! DEAR MY FRIENDS〜


【総評】
まず、セットリストですが、
あややが事前に公表していたように、アルバム曲が多めです。
前回の2007秋「ダブルレインボウ」紺があややヒットパレード的な内容だったのに比べると、
心もちヲタ向けなセットリスト、カナ?


構成もファーストからダブルレインボウ(以下DRと略)まで、
バランスよくとってきていて、
昔からのファンから、最近のファンまで楽しめる曲構成だと思います。


ただ、めちゃくちゃにマニアックな曲というのは
トロ恋のc/wである「夕暮れ」が聴けたことぐらいで、
あとはアルバム曲とはいっても、ライブではおなじみとなっているナンバーばかりです。


「夕暮れ」はライブで聴いたのは初めてで、
(昔の曲なので、CDで聴いた記憶もほとんどないが・・・)、
聴けば聴くほど味わいがあり、隠れた名曲であったということを再認識した。


「進化ノ季節」で「夢」や「女の友情問題」を聴いたときも衝撃を受けましたが、
歌唱力が数段にアップした現在のあややが歌うと、まったく違う新鮮な印象が刻み込まれ、
忘れられない名曲になります。



あっしのなかでのこのツアーの目玉は、
やはり「ひとり」と「ダブルレインボウ」の2曲に尽きると思います。
この2曲は絶品です。
この2曲を聴くためだけに、今ツアーに参加するだけの価値は十分にあると思いますね。


しかも、今ツアーは全曲生バンド演奏!!
これは他のメジャーなアーティストにしてみれば普通のことかもしれませんが、
カラオケ紺に慣れきったハロプロにおいては画期的な進化。


やっぱり、生音は最高です。
今回はドラム、パーカッション、ギター、ベース、
キーボード(2台)、コーラス(女性2名)という8人編成。
DR紺から引き継いだメンバーが多いです。


千奈美にメンバーは
ドラム:としちゃん(高尾さん)
パーカッション:福ちゃん(福長さん)
ベース:梶やん(梶野さん)
キーボード:杉山さん
コーラス:お名前がよく聞き取れなくていまだに不明(ちのちゃん?ちかちゃん?)
キーボード:相沢さん
ギター(バンマス):菊ちゃん(菊池さん)
です。


ピアノ&ストリングス(namida紺)や
ブラスが入ったべっちょないバンド(進化紺)と比べてしまうと、
好き嫌いは各人いろいろあるでしょうが、
今回は編成としては、わりとオーソドックスでしょう。


で、「ひとり」と「ダブルレインボウ」なんですが、
これを生演奏で聴ける感動。
これはそうそうあるもんじゃありません。


まあ、ぶっちゃけ3万円払ってディナーショーでしか味わえなかった感動を、
6,500円でたっぷり味わえるんですからお得ですよね、ねえ奥さん!


あとアンコールのユアソン。
これもいいですねえ(昼か夜かどちらかでしか歌わないが)
あっしはこれを聴くとき05春の「101KISS」紺を思い出してしまうんですよねえ。


「笑顔に涙」は「namida紺」を思い出してしまう。
いまは里田さんひとりが超有名になってしまった、懐かしきカントリー娘。よ!


セットリストに関しては、決してオリジナリティーあふれる感じではないけれども、
たとえどんな曲であろうとも、現在進行形のあややの歌声で聴くことができる幸せ。
AYA The Witch(あやや)いわく、「皆さんを音楽の魔法にかけたい!」というテーゼは、
きっちり果たされていたと思います。


【演出・衣装編】
舞台はいたってシンプル。
バンドがすでにかなりのポジションを占めているため、
特別な舞台装置と呼べるものはほとんどないです。


登場のときに横たわった亜弥ちゃんがカーテン(?)ごしに
リフト(台みたいなのが動く)で降りてくることぐらいでしょうか?


今ツアーのキーワードアイテム(?)として、鏡がたびたび登場する。


衣装は最初が赤い衣装。
登場のときは、黒い薄衣を羽織っている。


ソウルメイトでは、舞台中央でコーラスのおねーさんと3人で
備え付けのスカートの後ろに立ち、腰から上だけで振り付けする。


絶対では、亜弥ちゃんがギターを弾くマネをするが、
菊ちゃんが近寄ってきて、「オレ、オレ」みたいなジェスチャをして、
あやや「だよね〜〜」みたいな小ネタ。


女 Day by Dayでは、コーラス隊二人がダンサーっぽい役割を果たして、
ちょっと楽しい。


ひとりは、中央の階段に腰掛けてしっとりと。


デート日和では杉山さんのところまでいって、
キーボードをちょこっと弾く。
まあ、コードを鳴らしているだけですが(笑)


今ツアーで一番問題となっているであろう、
衣装チェンジの時間稼ぎのコーナー。


魔女が出てきたあとに、鏡が降りてきて、
後方からマイクの声のみで、あやや
「鏡よ、鏡よ、鏡さん、
 この世でい〜ちばん美しいのはだ〜れ?」
という質問を3回繰り返すんですが、
リピーター(あやや言)の多い亜弥紺では、
くどい、しつこいとの批判も?(爆)


まあ、このコーナーは完全な亜弥ちゃんのヲタいじりのコーナーでもありまして、
いろいろアドリブを入れてきて面白いことは面白いんですが。


座間では、はじめは録音で、途中から亜弥ちゃんが生でレスポンスするという形でしたが、
中野では全部アドリブに切り替わったりしていましたし。


プレイが好きな方にはたまらない時間ですね。


衣装チェンジ後は、パンツルックの白い衣装。
帽子もかぶっています。


恋してごめんねの曲中に、ぶら下がっていただけのネクタイを締めます。
男前あやや、かっこいい!


奇跡。の前に、コーラスのおねーさんがこの白い衣装をベリっと剥がして、
青い衣装にチェンジ。


これが、いつから企画していたのか不明なのですが、
完全にはるな愛を意識している。


これがまた絶妙なセルフパロディーになっていまして、
今ツアーのタイトル名は「AYA The Witch」紺というよりは、
はるな愛」紺と称したほうがタイムリーでぴったりくるんではないでしょうか?


めちゃホリ(座間初日)ではガニ股ズバットもやってくれましたし。
まあ、その後封印されましたが。
今日の夜公演アンコールでは乳首いじりを披露してくれました。


アンコールの衣装は黄色いTシャツに、オレンジ色のスカート。
座間2日目のみ、昼夜、ツアーグッズの「社長」Tシャツを全員が着て登場。


黄色いTシャツもツアー用につくったもののようで、
王冠のデザインにLOVEという文字が乗っかっていて、
ツアータイトルやあややのサインも入っています。


【MC編】
まだ記憶の鮮明な中野公演から振り返っていきます。
(いけたら座間の分まで)

・6月8日(日) 夜公演
ファンレターというのは事務所に届いたものを、
2〜3か月分まとめていっぺんに読むみたいなんですが、
これは大阪でファンの人から直接手渡しされた手紙の内容。


手紙「亜弥ちゃんに質問があります。
  いま、リピーターと呼ばれているようなファンの間で
  揉めている事があります。


  それはあややの振り付けを完璧にまねをするのか(完コピ)、
  鏡のようにあややと逆(あややが下手に手を振れば、客も下手側に振る)になるような
  振りをする(ミラー)べきなのか?


  どうすればよいのか教えてください」


まあ、結論からいうとぶっちゃけ
「どっちでもいい!」ということになったんですが、
まず、ヲタ間でそんな論争が起きていることを知らなかったので、
そこに笑っちゃいました。


千奈美にあっしは手振りはミラーで、
それ以外は完コピでというスタイルをとっています。


ハロー現場では、最近ヲタ芸が駆逐されてきて、
大昔に比べるとあまり見かけなくなってきています。
で、最近主流なのが完コピ派。
娘。やベリ℃の紺では、ほとんどこのスタイルではないでしょうか?


亜弥紺では昔ながらのPPPHや、コールがまだ生き延びていて、
ミラーもその名残だと思われます。


まあ、応援スタイルなんて強制するものでもないし、
ケースバイケースで対応すればよいと思いますが、
人(となり・前後左右)に迷惑をかけなければ、
自分が楽しいと思うスタイルで自由にやればよいのではないでしょうか?


で、こういう質問をじつによくもらう亜弥ちゃんは、
ヲタ間でどんな激しい論争が起きているのかソワソワしていたらしいのですが、
今日の客席の反応を見て、
「なーんだ!」と拍子抜け。


あやや「貴重な時間をさいてこれですか?
    DVD、カットですよ!!」
ヲタ「え〜〜〜」
とか面白すぎるから。



鏡のコーナー
あやや(影の声)「〜AYA The Witchという、それはそれは美しくて、心優しい〜(以下略)」
ヲタ「え〜〜〜〜」


このヲタの反応にご立腹のあやや
心優しいあややのフレーズで、
「そうですね!」を連呼させられる羽目に。


あやや「え〜、注意事項があります!!
    くどいとかそういう苦情は、
    いっさい受付けませんので!!」
   「チケットにも書いてあったでしょ?」
ヲタ「え〜〜〜」



梶やんのコーナー(笑)
バンドメンバー紹介のとき、毎回笑いをとりにくるお茶目なベーシスト梶やん。
見た目は次長課長の井上さんみたいなんですが、
ゆるーい感じのボケキャラがふかわりょうっぽい。


今日は「ね〜え?」の間奏を弾いたあと一言小ネタ。
一発目のギャグは聞き取れず。
「もう一回」コールのあと、
二発目「言うよね〜〜」(はるな愛
さらに「もう一回」コールがおこり、
苦し紛れに「ゲッツ」(ダンディ坂野


こんなに推せるバンドメンバーは、
ナベさん以来かもしれない。


(つづく)かな?