演劇女子部「図書館物語~3つのブックマーク~」@池袋シアターグリーン BIG TREE THEATER 

初日と2日目(11月11日~12日)に入りまして、

Past/Now/ Futureの3パターン全て見ました。

(Now公演は都合2回見たことになる)

 

 

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これは3話繋げて見ることをお薦めします!

まあ、順番はどっから見てもいいっちゃいいんだけど、

標準的にはPast→Now→ Futureが一番理解しやすいし、

感動がPast<Now< Futureとなります。

 

とはいえチケットは全公演完売!!

当日券もないし、買い増しもできないのですが…

 

 

ネタバレありの感想に入る前に総評しておくと、

予想してたよりかなり面白かったです。

 

各話の主役でありセリフの量も膨大である

Pastの米村姫良々ちゃん

Nowの北原ももちゃん

Futureの石栗奏美ちゃんの

研修生とは思えないスキルの高さが見所です。

(これが初舞台??)

 

特に北原ちゃんと石栗ちゃんの頑張りがすごい。

(Nowに関しては主役は平山ちゃんで

脇が北原さんというのが本来だろうが、

何から何まで目立ちすぎてた)

 

Futureの石栗さんには正直やられました。

ぶっちゃけ、ちょっと泣きました。

 

実力診断テストから気にかけて

応援していた子ではあったのですが、

期待に応えてくれる子でした。

こういう子こそデビューして報われてほしい。

(研修生ユニットに幸あらんことを)

 

 

あと、そもそも自分の研修生情報が

2年前?の実力診断テストで止まっているため、

きららと石栗ちゃんとユリヤ以外は、

顔も名前もスキルもほぼわからないという状態だったのですが、

レベルの高さに驚きました。

 

ビジュアルのレベルも桁違いに上がってないか??

これは強い。

 

これ以上推しが増えたら困るので、

研修生には絶対手を出すまい、手を出すまいと思っていたが、

案の定、そこは底のない沼でした。

 

村越彩菜ちゃんが好きです。

お顔はももひめとみいみを足して2で割ったような感じ??

Pastのメガネセーラー服が可愛すぎて、

一瞬で恋に落ちました。

 

あっしには豫風瑠乃ちゃんと松本わかなちゃんという

大切な人がいるのに、

これは只事ではなくなる予感。。。

 


(以下 あらすじ込みの話に入っていきますので隠します。

ネタバレにはご注意ください。)

 

 

(演劇女子部 公式サイトより引用)

 

【Story】

ミッション系お嬢様学校「山之倉女学院」の、古い図書館。
戦前(Past)には「大人しく出てきなさい!」という呼びかけにも応じず籠城する新聞部がいた。
現代(Now)には「犯人はこの中にいます!」と高らかに告げる探偵が、
100年後(Future)には「今って何年ですか?」と時代を超え奔走する少年がいる。
『図書館物語』という一冊の本でつながる、3つの時代の物語。

1公演につき2話ずつ上演。
組み合わせによって様々な顔を見せる物語を、
投票で選ばれたハロプロの名曲たちが彩る。乞うご期待!!

 

【Cast】

<#1 Past>

メインキャスト:米村姫良々・小野田華凜・窪田七海・村越彩菜

サブキャスト:石栗奏美・平山遊季・松原ユリヤ・石山咲良

<#2 Now>

メインキャスト:平山遊季・北原もも・吉田姫杷・石山咲良

サブキャスト:橋田歩果・村越彩菜・米村姫良々・斉藤円香

<#3 Future>

メインキャスト:石栗奏美・橋田歩果・斉藤円香・松原ユリヤ

サブキャスト:吉田姫杷・小野田華凜・窪田七海・北原もも

 

 【Staff】

脚本:太田善也
演出:中島庸介
音楽:遠藤浩二
振付:YOSHIKO
プロデューサー:丹羽多聞アンドリウ

 

研修生12人が出演。

1話に8人づつ登場。

 

もっと研修生いたはずだが??と

広本ちゃんなどを思い浮かべながら疑問に思ったが、

どうやら地方組は今回参加していないようだ。

 

12人はほぼほぼ、関東近郊者。

きらら(愛知)と石栗ちゃん(北海道)は通いなのだろうか?

それともデビューに向け

すでにこちらに引っ越してきている??

 

 

3話ともまったく独立したストーリーなのだが、

Pastが学園もの(ただし戦前が舞台なので少々お堅い)

Nowがミステリー仕立て

FutureがSF指向と

三者三様の趣向の作品で、

ミステリー&SF好きには特にNow&Futureが面白かった。

 

さらに通しでみると、

あのシーンあのセリフとこのストーリーがリンクしてる!という

伏線回収しまくりの凝った脚本になっています。

 

初舞台としては文句なしの良作じゃないでしょうか。

誰も死なないしね。

 (脚本はおなじみの太田さんだけど、

演出が前作森ビヨで大当たりをとった中島さんだったので

もしや?と思ったら杞憂でした)

 

研修生舞台というとネガポジポジという

黒歴史を思い出してしまうので、

それに比べたら大成功(脚本もキャストも)。

12人の魅力をうまく引き出しています。

 

 

Nowは学園の名探偵が主人公。

北原さんハマリ役でした。

世が世ならスクリーンデビューできちゃうレベルの

美少女探偵でした。

丹羽多聞Pがかつて手掛けた銭形シリーズを彷彿させる。

 

ポンコツ助手役の平山さんも、

味のあるいい演技でしたよ!

 

中味もわりと本格。

日常系ミステリー(殺人事件とか起きないやつ)の

王道をいくストーリー。

 

作中人物名が

東野りさ、綾辻深月、伊坂しおんと

ミステリー作家+女流作家になってるのもポイント。

 

というか、全役名が作家の名前の組み合わせなのかな?

文子と綾子だけ誰を元ネタにしてるのかわからん。

高野文子は漫画家だしなあ・・・

綾子は三浦or曽野で正解??

 

Nowにはジブリネタも出てくる。

しかも回替わりで。

 

初日はラピュタで、2日目は紅の豚でした。

ここ笑うところです。

 

 

Futureはタイムパラドックスを扱ったゆるいSF。

というか、バックトゥザフューチャーに

ちょっぴりラブストーリー絡めた感じ。

 

ベタといえばベタな展開なんですが、

嫌いじゃないです(むしろ好き)。

 

最後に〇〇が出てきて解決するのかよ~

ドラえもんじゃんかよ~、というツッコミはしてはいけません。

かなみちゃん(男役)がかっこよくて、

ほのほの(幼馴染)が可愛いので、

それですべてオッケーなのです。

 

 

あと、非常に重要なことなのですが

劇中にかなり強引にハロプロ楽曲が挿入されます。

 

たぶんハロヲタじゃないと(普通に演劇として観に来た人は)、

クセの強い楽曲にかなり面食らうと思います。

 

あっしですらそうなのだから、

素人さんはかなり危険です。

 

とはいえ、そこを売りにしないとハロプロじゃないんだろうな(謎理由)。

初日はみんな黙って見てたものの、

次の日はクラップOK の公認も出たので、

それはそれで楽しめるものとなりました。

 

楽曲のネタバレはしませんが、

(今は公式HPにサントラのトラックが載ってるのですぐ見れます。

公式にこれが上がる13日までは、

SNS上にネタバレしないようお願いの紙が配られました)

Futureが思った以上に楽曲とはまっていて

相乗効果で感動しました。

 

ファン投票によるリクエスト上位曲みたいなんですが、

サントラ収録以外の曲も歌われます。

 

 

以下

備忘録(ネタバレ的な?)

 

・一席開けではなくフル着席で満席

・最前列はフェイスシールド必須

・40分 休憩(10分)40分 カーテンコール(代表して一名挨拶)

・初日挨拶 平山遊季

・2日目挨拶 石栗奏美(自分で自分を紹介w)

・石栗ちゃん泣く(あっしも泣く)

・B列(初日)あたりだとスピーカーより前のため

 直接生声を聴くような感じになる。

・舞台セットは巨大な本の形をした本棚

・現在過去未来と180年近く時代設定が変わるが

 図書館はいっしょ

・あと秘密の仕掛けが…

・あざとくて何が悪いの?

・1938年の女学生は黒いタイツを実際にはいていたのだろうか?

・発声練習(笑)

・きららだけスカート短い(Now)のはギャルという設定だから??

・ユリヤのキャラがかなりツボ

・規制退場(最後列~上左扉から 最前列~下右扉から)