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ドラマはほとんど見ないのだが、
ミステリーものは好きなので１クールにひとつくらいは見る。
前期はなんといっても愛ちゃん主演の「Q.E.D」が面白かった。
今クールはやはり同じNHKの「探偵Xからの挑戦状」を見ている。
NHKは、なにげに画期的なミステリー作品を放映したりするので侮れないのだ。
この作品は、ケータイ小説と連動して犯人当てをするという、
なかなか凝った趣向である。
ただし、第1回の辻真先は、「う〜む、さすが」と唸ったたが、
第2回、第3回は正直消化不良である。
まあ、ケータイ小説を読んでいないので、
30分の解答編で、作者の意図が100％伝わっているかは不明なのであるが。
それから、テレ朝では東野圭吾の「名探偵の掟」の初回を見たが、
これはちょっといただけなかったな。
原作が、本格ミステリーのパロディーであり、その滑稽さを揶揄した短編なので、
ドラマにするにはちょっと無理があると思う。
メタフィクション的な面白さが、映像化してしまうと味消しになってしまうからだ。
なぜ、これをやろうと思ったんだろうな？
東野圭吾という売れっ子の名前だけで、きっと飛びついたんだろうな。
う〜ん、監督もシナリオライターも苦労が多かろうと思う。
