2022年を振り返る 第3回(ベスト楽曲編)

1ヶ月遅れの完結編、

ラストのベスト楽曲編です。

 

その間に、推し箱部門1位の

夢ニティ(夢∞NITY)の解散(全員の卒業)が発表された。

 

起死回生の一発逆転を期待していたが、

残念ながら世の中そんなにうまくはいかないみたいだ。

 

さえちゃんは世渡り上手そうなので、

これからどうとでも立ち回れると思うが、

不器用な後藤さんの今後の活動がどうなるか気になる。

(なお、先に卒業した石井栞さんは

岡本真夜プロデュースアイドルのオーディション参加が発表されている)

 

楓ちゃんをこのまま埋もれさせないでください!!

凄い才能なので。

 

楽曲編特別賞として

夢ニティが2022年に発売した唯一のシングルから

「We are 夢ニティ!」と「夢色シンフォニー」の2曲を

選びたいと思います。

 

 

それでは、気を取りなおして

ここからランキングスタート!

 

■第10位

開歌 「Time Time」

 

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開歌は2月にアルバム「折々」をリリースしている。

収録曲でお気に入りは「Secret Summer」や「Magic Night」だが、

「灯り」や「燦然」もはいっていてかなりの名盤と言ってよかろう。

 

本家アイドル楽曲大賞2022でも、

アルバム部門第8位に食い込んでいます。

 

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しかし、ほとんどがおととし(2021年)にライブ披露された曲なんですよね。

なのでランキングには夏ごろに出た「Time Time」を選びました。

 

開歌のすごいところは、佐々木亜実卒業後も

楽曲制作陣のクオリティが落ちていないことです。

 

やまむー体制が落ち着いてからは、

またもや毎月ペースで意慾的な新作が発表されています。

(最新曲の「青い花の名」はいくらなんでも攻めすぎだと思うが・笑)

 

しかし、メンバーも楽曲もいいのに、

いかんせん卒業者がでて活動が安定しなかった。

今年は南雲さんの卒業が決まっている。

 

ここら辺が選考の難しいところだ。

 

「Time Time」単独でランクインというよりかは、

「だれかに会えるなら」「ビューティフルデイズ」「99色のブーケ」「シリウスにマフラー」「春は絆創膏」このあたりの合わせ技一本か。

 

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■第9位

マジカル・パンチラインキラッとサマラブ」

 

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マジパンは2月にアルバム「キラハピ☆THE WORLD」を発売している。

 

本家アイドル楽曲大賞アルバム部門では、118位。

惨憺たる結果ですね…

 

いわゆる楽曲派には刺さらなかったかもしれないが、

しかし、キラキラハッピーな曲が詰った紛れもない名盤。

 

だが収録曲の発表時期を考えると、

ほとんどが2022年ではない気がする。

 

2022年の代表曲というと「キラッとサマラブ」になるのかな…

再生回数も14万回と、かなり健闘している。

 

ただ、この曲はあっしには刺さらなかった(苦笑)

どこがどういいのか全く分からない。

可愛いだけでバズったんだとしたら、

世間の良識を疑うレベルである。

 

 

■第8位

Task have Fun 「メインアクター」

 

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11月にアルバム「Violet tears」を発売したタスクからこの曲。

この曲のほかにも「ひと夏ボーダー」はかなり好きだし、

名盤といって良いと思う。

 

数年ぶりにリリイベにも参加してしまうくらい、

それぐらいいいアルバムだった。

 

ただ、リリイベ後半から里仲菜月ちゃんが体調不良で休養。

まさかこんなに長引くとは予想外だった。

早く良くなって、元気な姿を見せてほしい。

 

タスクの素晴らしい点として

① メンバーの可愛さ

② 楽曲の良さ

③ 振付の斬新さ

が特徴として挙げられると思う。

 

この3つが融合した芸術は、他ジャンルにはない。

J-POPよりも、次元が数段上なのである。

 

キャリア十分のメンバーによって築きあげられた

着実な実力に裏打ちされたライブ。

楽しくないわけがない。

 

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■第7位

FRUITS ZIPPER「わたしの一番かわいいところ」

 

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本家アイドル楽曲大賞で堂々1位(同率でヤマモトショウが首位独占)の

ふるっぱーの「わたかわ」。

 

TikTokがバズりまくって、

いわゆるドルヲタ以外にも広く浸透した2022年を代表する超有名曲。

 

もっと上位にいてもおかしくないが、

あっしが取り上げるまでもなくすでに確固たる評価を得ているので

このあたりで。

 

リルネードが解散せずに続いていたら、

ふるっぱーではなくリルネが確実にランクインしただろう。

 

なお、驚くべきことに

元リルネメンバーの桐ちゃんはKAWAII LAB.第3弾アイドルに

加入が発表されている。

 

 

■第6位

LOVECCiNO「だってLOVE」

 

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もとは6人グループだったが、

プロデューサーが解雇されたり、メンバーの卒業が続いたりと

ついに今では3人になってしまった(この楽曲の時はまだ4人)。

 

リーダーのあゆちゃんがいる限りこれからも推し続けるが、

どんどん辞めていくのを見るのは辛い。

楽曲もパフォーマンスも良いだけに惜しまれる。

 

なお、この「だってLOVE」だけは

特別に多田慎也氏が楽曲提供している。

MVの出来も素晴らしい。

 

 

■第5位

Lily of the valley「9月の風」

 

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リリバリも大激変の1年であった。

 

2021年にくるみはんが体調不良でグループをやめざるを得なくなったとき

もうすで再編の予兆は芽生えていたのかもしれない。

5月にうみ・るなが加入。

6人体制で再スタートしたものの、

10月にさりあ卒業(現在はシュレーディンガーの犬で活動)

12月にまりも卒業(ソロで活動予定)と、

オリジナルメンバーがどんどん抜けていく。

 

つっきーも、体調不良で長期休んでいた(さりあと入れ替わるように復帰)。

 

ただ4人にはなったものの、

新メンバー2人にもリリバリの大阪人魂は継承されているようで心強い。

 

浅野尚志・NOBEコンビで「rain melody」以来のバラード。

リリバリは盛り上がる系のワキ曲も多いが、

ヲタクは案外こっちを望んでいることを運営は知っているのかいないのか…

 

 

■第4位

WAYWAVE「青い空と小麦畑」

 

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WAYWAVEはソウル&ファンクを歌っているので、

一般にはアイドルグループとみなされないが、

前身のアンナッツ時代から知っているので

形は変わろうともいまだに彼女らはアイドルである。

 

作詞作曲等セルフプロデュースするようになり、

その強烈な個性は、部員集会の多彩なゲストやDJありんこにより

地道に音楽関係者の注目を集めている(はずである)。

 

そんなかで生まれたのがこの曲である。

宅録姉妹という試作デモCD-Rシリーズの一作なので

一般でのリリースはない。

 

侵攻後すぐ作曲されたことを

大きく評価した。

 

政治的なメッセージは一切ない。

ただ、反戦の静かな祈りがあるだけである。

 

別にアーティストたるもの

反戦歌を歌わなければならないというような

ステレオタイプに凝り固まっているわけではないが、

テレビに出ているようなメジャーな歌手も含めて

ほとんど歌っている人を、見ないし聴かない。

 

いやそもそも音楽番組自体を見なくなってひさしい。

 

ももいろ歌合戦で、

さだまさしが「キーウから遠く離れて」をやっていて

さすがだなーと思ったのが唯一。

 

自分は70年代フォークに影響されすぎているのかもしれない。

 

2022年のトピックとしては、

三宅伸治さんというアーティストの

熱烈な支持を得たことだろう。

 

いわゆるアイドルフェスには一切出ない(そもそも呼ばれない)WAYWAVEに、

三宅関係の音楽イベの仕事がいっぱい来たのは朗報だった。

 

プロデュース曲も3曲もらい、

12月にCDシングル「ソウルシュガー」をリリースしている。

 

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■第3位

BABY-CRAYON〜1361〜「有頂天サマーラバー」( 沖縄観光ver )

 

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2022年で一気に加速したグループ。

(結成は2021年10月)

 

あっしの好きな楽曲は、

「G.G.FANTASY」や「ケセラ・セラ・ヴィ」のような

お気楽ソングなのだが、

ベビクレの代表曲といえば言えば、

「Jump to the dream‼︎」か「Todoke !」の2曲だろう。

もちろん大変すばらしい。

 

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「青い旅人」や「Life goes on !」も悪くないが、

石綿Pの苦悩が奥に透けて見え、歌詞が重すぎる時がある。

 

ここらへんのバランスが難しいところだ。

 

あっしはアイドルに可愛さと楽しさを求めているので、

有頂天サマラバあたりがMVもよく撮れていて最高である。

 

 

■第2位

PIXMIX「アンビバレンス」

 

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大谷美咲よだれかけ事件でもおなじみの

5周年ワンマンライブの映像が素晴らしい。

 

この曲と「ノンフィクション」の

ピクミク2大エモ曲を作詞したみさきちゃんの

アーティストとしての才能を褒めたたえたい。

 

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■第1位

タイトル未定「最適解」

 

なんと年末に発表されたばかりで

MVはおろか動画すら出回っていない最新曲が年度1位!!

 

しかも、あっしもまだ3回しか聴いたことない。

(本来ランキングを決定すべき昨年末の時点では、

2回しか生で聴いていない)

 

「灯火」「黎明」「蜃気楼」のなかから選ぶなら

「蜃気楼」が一番好きだが、

それを一気に飛び越えた。

 

セリフが入ったちょっと変わった曲ではあるのだが、

芝居やミュージカルを見ている気にさせてくれて、

その感情の乗せ方も実にうまい。

もう、初見で滂沱の涙であった。

 

出す曲全てが傑作という

稀有なグループタイトル未定。

 

このままメンバーチェンジなどなく2023年も突き進んでほしい。