演劇女子部「不思議の国のアリスたち」@全労済ホール / スペース・ゼロ
4月18日(木)
演劇女子部「不思議の国のアリスたち」@全労済ホール / スペース・ゼロ
出演:BEYOOOOONDS・KANA∞・須藤茉麻
(※プレビュー公演)
開場 18:30
開演 19:00
ビヨーンズの舞台を観にいきました。
プレビュー公演(ゲネプロ的なやつ?)ということだったのですが、
ほとんど完成されていて、
これで初日公演より1000円安いならお得だと思いました(FC限定だけど)。
○
(以下内容に触れますので、
ネタバレ等にはご注意ください)
一応、主役はゆはねちん。
ゆはね推しとしては嬉しい人選だが、
かといってゆはねちんだけが活躍するのかというと、
まったくちがう。
ビヨーンズ全員(9人)がアリス役として登場するという
驚きの展開に。
ここで一抹の不安が訪れる。
あっしの苦手なストーリー性のない舞台に
なりそうな雲行きなのである。
誰が本物のアリスなのか?という
オーディションが開催されるということになる。
(失格者はまあさ演じる怖い女王様に
首をはねられる)
この時点で「リボーン 命のオーディション」という
先行作品を想像させる。
しかし、リボーンと違うのが、
チーム対抗戦でオーディションを行うという点。
これが、チカテツと雨ノ森の対比を見せて
ビヨーンズならではだな、と思わせる。
なお、チカテツにも雨ノ森にも属していない
3人はトランプ兵役で、
こちらもたえず舞台上にいてなんらかの仕事をする。
(小林さん?のピアノ生演奏は
プロ級すぎてハロプロのレベルを逸脱)
ここまでの前半は、
マジックありイリュージョンあり
ジャグリングありと、
華やかなショーを見ているようではあるが、
内容がなさすぎて不安を覚える前半パートであった。
観てないんでわからないんだけど、
サユミンランドールもこんな内容なのだろうか??
○
このままオーディションで終わったらひどい舞台だなーと思ったが、
そこは演劇女子部。
クライマックスの軽いどんでんがえし(というほどでもない)と、
友情・自己犠牲・勝利・ハッピーエンドという
少女ものの鉄板ラストで、
最後はきっちり泣かされました。
ということで、終わりよければすべて良し。
満足いく舞台でした。
○
ただ、ゆはねちんは地味な女の子役なので、
目立たないといえば目立たない。
あっし的に最高だったのは、
知的なメガネ美少女を演じた
島倉りかちゃんだな。
みんな可愛いんだけど、
りかちゃんだけでおなかいっぱいになれる舞台。
○
高瀬さんは安定のハイスペック!
素晴しい以外の言葉がない。
ももひめの舎弟感は異常(笑)
タイムリピートからキャラ変わらない。
○
ラストのフラフープは難しい技とかもあって、
それをみてると、
いっちゃんってやっぱ不器用なんだなというのがわかった。
(そんなこがデビューできたとこにもドラマがあるわけですが)
○
まあさは、さすが女王にしか見えない貫禄でありまして、
客いじりも楽しい(本人も楽しんでそう)。
あと、これはサプライズなのか、
ナレーション(要所で説明の声が入る)役は
なんと飯窪はるなんでした!!