3回目はベストライブ編です。



ハローに関して言えば、
近年は舞台にかける比重が増してきた気がしている。


アイドルとは、歌って踊るものというスタンスから、
アイドルとは、歌ってお芝居するもの、へと移行してきている感じ。


現在でもモーニング娘。が(新規の女性ファン層を取り込みつつ)、
ダントツの人気を誇るのも、
演劇女子部の効果によるところが大きいのではないかとにらんでいる。


ということで、
コンサート部門と舞台部門の二つに分けて、
ベスト現場を振り返ってみたい。



ハロー以外では、リリースイベントなどの
短いイベントが中心となるのは已むを得ない。


大きな会場で印象に残ってるのは、
ZEPPワンマンをやったアイルネとしゅかしゅんの2組かな。



フェス系は、
7月のアイドル横丁夏まつり
8月のTIF
9月の@JAM EXPO
と、夏のビックイベントとして定着してきた
この3本が強烈すぎて他を圧倒。


質・量ともに最高で、
毎年の恒例イベントとしてもはや絶対外せないところ。


その他では、
ゴールデンウィーク日比谷公園なども楽しかった。


夏と言えば、音霊も印象に残る。



単独ライブ・フェスなどを除くと、
バースデーイベントなどの個人イベントへの参加も
比重が増してきた。


ソロ嗜好が強い人間としては、
願ったりかなったり。


グループから抜けだしてユニット活動を単発で行った
西原さん(さんみゅ〜)
セナマイナ(さんみゅ〜×しゅかしゅん)
WAYWAVE(ANNA☆S)
などは特に強く印象に残る。


この3組は、内容が素晴らしすぎた。
特にセナマイナは、イベント(小ホール)系ではベストワンに推したい
極上の現場でした。



それでは、ベストライブ(舞台編)からです。



次点
ミュージカル「グランドホテル」(RED team公演) @赤坂ACTシアター 真野恵里菜(4月13日)


本場ブロードウェイの本格派ミュージカルで
堂々とメインキャストを張る真野ちゃんがカッコよすぎた。


演出も迫力もアイドル舞台とはすべてケタ違い!




第5位
朗読劇 私の頭の中の消しゴム 8th letter@天王洲 銀河劇場 竜星涼×真野恵里菜(4月29日)


ボロボロに泣いた。



第4位 
音楽劇「夜のピクニック」@水戸芸術館 ACM劇場  吉川 友(9月17日)


きっかの茨城凱旋舞台。
きっかは主演と言うほど活躍する役ではなかったけれど、
舞台自体が素晴らしかった。


まさしく青春群像劇!



第3位
演劇女子部「モード」@全労済ホール スペース・ゼロ  アンジュルム他(10月1日)


舞台経験がほとんどないにも関わらず、
3〜5期が素晴らしい活躍を見せた。


特にあやちょとともに主演のヒロインを務めたかみこは、
本当になんでもできちゃう子なんだな甚く感心。



第2位
演劇女子部「気絶するほど愛してる!」@池袋シアターグリーン BIG TREE THEATER カントリー・ガールズ他(3月30日)


まなかんの熱演。


そして、突然のまなかんの降板(舞台キャンセル→のちにカントリー脱退)。


切ないラストシーンと合わせ、
現実のまなかんがオーバーラップして胸が締め付けられる。


まなかん、帰ってきてくれよおおお!!


第1位
演劇女子部「続・11人いる!東の地平・西の永遠」@池袋サンシャイン劇場 モーニング娘。'16他(6月16日・EAST 6月17日・WEST)


まーちゃん覚醒と騒がれた(まーバセスカW)迫真の演技。
(ふくバセスカEも良かったんだよ!!)


だーいしフォースWがまーバセスカと対峙するシーンは、
語り継がれるべき熱演。


歌姫さくらちゃんは、フォースE役でもフロルW役でもひとりだけ圧倒的すぎたが、
フロルの熱唱がやはり心に残る。


全体的にWESTの配役のほうが、しっくりくる。


ただWEST最大の難点は、
はるなんがローンおじさんと西の総議長という、
キャラが正反対の重要な役どころをどっちも演じているところ。


ふたりともアリトスカ・ラの人間なので、
劇場で初めて見た時は、一瞬混乱した。
まあ、これは演技力云々というより、
キャスティング(演出家)の責任なんですけどね。



ベストライブ(コンサート編)


第5位
モーニング娘。'16コンサートツアー秋〜MY VISION〜@日本武道館 (12月12日)


春ツアー(ズッキ卒紺)よりも、
秋ツアー(13期発表)の感動が上回った。


ふくちゃんが終盤、突然涙するというハプニングに一瞬会場が凍りつくが、
その後に出演したアイドル三十六房で「卒業はしません」と明言したので、
ホッと一安心。



第4位
カントリー・ガールズ ライブツアー2016冬@新宿ReNY (11月5日)


ライブ自体が楽しすぎた(ちぃちゃんは調子悪くてあんまり歌えてなかった)が、
最後のあいさつでまさかのももち卒業発表。


しかも、ニュアンス的に芸能界も引退するっぽい雰囲気。


どん底にテンションが落ちたまま、お見送り握手するという
なんとも言えない後味を残した公演。




第3位
アップアップガールズ(仮)日本武道館超決戦Vol.1 (11月8日)


ついにアプガが単独で武道館に立つ日が来た!!


ヲタとしても、夢がかなった瞬間。


しかし、実際は武道館は半分も埋まらなかった。


今度は絶対満員の武道館でリベンジしたい。


なぜなら、アプガのライブは最高だから。


最高のライブを、次回は満員の武道館で見ることが新たな目標。



第2位
アンジュルム コンサートツアー2016春『九位一体』〜田村芽実卒業スペシャル〜@日本武道館 (5月30日)


めいめい卒紺


まず、演出で度肝を抜かれた。
ハロプロでもここまで出来るんだという衝撃が大きかった。


そして、演出に負けない、パフォーマンス力の高さ。
アンジュルムの勢いを感じた。


感動と興奮、涙と熱狂が交差する名ライブ!



第1位
Juice=Juice LIVE MISSION FINAL @日本武道館 (11月7日)


ベスト1はJ=J。


歌唱力の高さでは、現在のハロプロNO.1ではないだろうか??
(Buono!フェスを見に行ってないので、比較できないのが残念だが)


220公演(実際はもうすこし多い)に裏打ちされた、
確かな実力が、見ていて安心できる。


満足感しかない。


さゆべぇが、本調子ではなかったことだけが悔やまれるが、
(実際、本公演後に喉の手術を行なうことになる)
チームとして完成されているので、
助け合って乗り越えていた。


現在望みうるアイドルライブの頂点!