演劇女子部「気絶するほど愛してる!」@池袋シアターグリーン BIG TREE THEATER

出演:山木梨沙稲場愛香森戸知沙希・小関舞・梁川奈々美船木結(カントリー・ガールズ) /つばきファクトリー/石井杏奈(演劇女子部)/小野田暖優(演劇女子部)/須藤茉麻
開場 14:30
開演 15:00



16時57分
気絶するほど愛してる、終了〜!


面白かった〜!




まなかんが主役だった。


東京は、完売公演で(でも当日券あるみたいだ。補助席10席くらい?)、
あっしも一般発売でギリギリ買えたくちなので、
本当に劇場で見れて良かった。


シンプルながらグッとくる
素晴らしい脚本。


つばきのみんなも見違えるほど成長。
ビリー役のきしもんは、
大抜擢ですけど、はまってた。
足長え〜!


きしもんのせいで、
山木さんはかなり影が薄い。
カントリー主演舞台なのに、
山木ヲタは落胆だろうな。


やなふなヲタは、
途中に見所がある。


カシューナッツに刮目せよ。
ふなっきーの驚異の歌唱力。


カーテンコール
今日は、やなみんが代表して挨拶した。


あまりのしっかりした挨拶に
大爆笑のまあさ。
何歳?
年齢詐称してない?
ピチピチの14歳です!



あ、今日はDVD収録のカメラが入ってました。



この舞台見たら、
もう「ブギウギLOVE」は普通には聴けないわ。
思い出して泣いちゃう。




グッズは買う予定じゃなかったのに、
まなかんとむすぶちゃんの写真買ってしまいました。


ちぃちゃんも欲しかったけど、
そこは財布を見て我慢しました(T_T)




あらすじ(公式サイトより)

1966年、1950年代に入り、戦争により一時消滅していたジャス喫茶が復活。そして時代は60年代。それは、ますます盛り上がりをみせていた。


そんな盛り場に群がる若者たちの間に熱病のように広がった音楽は、ロカビリー。ジャス喫茶は、ロカビリームーブメントに湧いていた。20歳そこそこの歌い手による甘い声、体中のエネルギーを爆発させる激しいリズム。会場になだれ込む10代のファンたち。悲鳴にも似た歓声。


主人公寛子(稲場愛香(カントリー・ガールズ))は、田舎から上京したばかり。
寛子は、「ビリー星野とガラパゴスキング」というロカビリーバンドの熱狂的ファンの女の子、幸子(森戸知沙希(カントリー・ガールズ))と出会う。幸子は、寛子の死んだ妹に良く似ていて2人はすぐに仲良しに。幸子やバンドの親衛隊の女の子達と行動を共にするうち、寛子もバンドボーカルのビリー(岸本ゆめの (つばきファクトリー))に夢中になる。そして、あるきっかけから寛子は、憧れのビリーと急接近。恋に落ちる。もちろん周りには内緒の想い。恋か友情か?そして、時代は、ロカビリーからグループサウンズ(GS)に音楽の流行は移行を始める。ビリーの、人気にもかげりが。。。2人の恋はどうなっていくのか?

そんな熱い時代を生きた少女たちをカントリー・ガールズつばきファクトリーが演じます。
ロックンロールと60年代ファッションがちりばめられたノスタルジックな青春ストーリー。


ただ単にロックスターに憧れる女子を描いただけでなく、
芸能界(ショービジネス)における栄光と没落までの
変遷をとらえているのが良い。


そして、劇中のビリーと親衛隊との関係性が、
劇を見ているアイドルとヲタの関係と2重写しになる。


なので、感情移入してしまってグッとくる。


ドラマ「武道館」との違いはそこだな。


武道館も心に沁みるセリフがたくさんあって、
部分部分では面白かったけど、
ヲタクの事はほとんど描かれていないので、
アイドル側の心理だけをとらえた作品だった。


ハカセさんは単なる語り部にしか過ぎず、
ほとんど空気だった。
トップヲタのくせに、ヲタク臭が全くしない。
(まあ握手会のシーンは笑ったが)


でも、実際はアイドルはアイドルだけでは存在できない。
アイドルはファンとの関係性において存在する。


「気絶する愛してる」は、
ファンの心理もキチンと描いている。
幸子は、いつまでも夢を追い、
幻想に憧れているだけなの世間知らずかもしれないが、
空想だから美しいのだ。


その神聖なる関係性に、われわれヲタクは涙する。