ミュージカル『SONG WRITERS』@日比谷シアタークリエ    島袋寛子

17:30〜


寛ちゃんミュージカル。


面白かった!


本格派のブロードウェイミュージカル見てるみたいだった。
といっても、本場ブロードウェイミュージカルなんて見たことはないのだが。


ブロードウェイ風とは言っても、
脚本・作詞 森雪之丞、演出 岸谷五朗という純和製作品です。


歌とダンスで魅せるだけではなく、
日本人受けする笑える演出も取り入れてて大いに楽しめた。


たいしたネタバレはしませんが、
いちおうキャラクターや・ストーリーに触れますので以下隠します。


ヒロインひとり(寛子)に、主演男優ふたりということで、
もっとドロドロとした三角関係の恋愛ものを想像していたのだが、
まったく違ってカラッとした明るい作品だった。
これぞ、ザッツエンターテインメント。


寛ちゃんは最初コケティッシュで、セクシーな
ミュージカル女優の玉子という役で登場。
ちょっと寛ちゃんのイメージからは想像できない感じでびっくりだったんですが、
後半はチャーミングなわりと素の寛ちゃんに近い感じがでてて、
めちゃめちゃかわいかった。


そして、セリフ発声一発目。
ものすごくひどい南部訛りでいきなり笑わせてくれました。


歌はもちろんなんだけど、役に入り込んだ演技もうまかった。
ピーター(中川さん)がマリー(寛子)と呼びかける場面で、
まちがえてエディー(屋良さん)と呼びかけても、
アドリブでうまく対応していた。


バキバキとダンスを踊る寛ちゃんを見れるのも嬉しいです。


他のキャストも、みな個性派で、歌も演技も超一級。
楽しかったです。


カーテンコールでの挨拶も面白かった。


それにしても、ほとんど女性のお客さんばっかりだった。
9割以上?


シアタークリエに来るのは初めてでしたが、
会場を出たらヅカファンの方が出待ち?(向かいが宝塚劇場)を
している光景を見られたのも一興でした。