ベスト楽曲賞(ハロプロ編)

今年もあと1週間ちょっとなので、
1年の振りかえり企画みたいなものをやってみましょう。


今日はベスト楽曲賞(ハロプロ編)です。


毎年この時期ハロプロ界隈(まあ、他もやってるみたいだが)は、
恒例の楽曲大賞が開催されたりしていますが、
ここ数年(いわゆるプラチナ期)は候補曲を選ぶことすらしなくなっていた。
(もっと昔は、投票はしないまでも、自分なりに順位は付けていた)


1番大きな理由は、一推しである松浦さんがほぼ活動休止状態にあり、
稀代の歌い手と、その彼女の紡ぐ魅力的な楽曲を失ったことによる。


その穴を埋めるように真野ちゃんに傾倒していったが、
去年あたりからハロプロにも変革が起こり始めた。
最大の要因は、モーニング娘。に9期・10期、そしてさらには
11期までが加入したことによるつんく♂Pの覚醒。
楽曲レベルの向上が娘。熱を再燃させた。


また、ハローを追われた人たちの活躍も見過ごすことができない。
具体的には、吉川友とアップアップガールズ(仮)のことである。


きっかのアルバム「One for YOU!」は名盤だと思う。
カバーアルバム「ボカリスト?」も企画ものにしてはなかなかの出来である。


そして、アップアップの夏以降の怒涛の新曲攻勢。
これには完全にノックアウトされた。
楽曲重視派の現場主義者としては、
どっぷりはまって抜け出せない状態である。
恵比寿でハローのカバー曲を歌っていた頃の彼女たちとは、
すっかり別グループのようである。


というわけで、今年は選ぶのに困るくらいに、
各グループの活動は活発であった。
絞るのが難しいので、1アーティスト1楽曲に限定し、
ベスト5を選出してみた。


1位
モーニング娘。恋愛ハンター


この曲の衝撃は大きい。
まさに新生娘。にとって、「LOVEマシーン」と同等の
重要な意味を持つターニングポイントになる楽曲といえる。


アルバム「13カラフルキャラクター」も名盤だった。
「12,スマート」も名盤で、
あれは高橋愛モーニング娘。に残した遺産だと思っていたが、
次のアルバムで前作をさらにこえてくるとは、
つんく♂P完全にノッてるな。


「Be Alive」も捨てがたいが、衝撃度で「恋愛ハンター」を選んだ。


2位
真野恵里菜黄昏交差点


真野ちゃんも安定して良曲を提供してくれるので、
1曲に絞るのは難しかった。


My Days for You→
Song for the DATE
NEXT MY SELF
という流れには、ちゃんとストーリーがあるというか
明確なメッセージが込められており
マノフレの胸を打つ。


ただ、アルバムの出来がいまいちだったのがマイナスポイントか。
「バンザイ! 〜人生はめっちゃワンダッホーッ!〜」は、
現場で踊るとめちゃめちゃ楽しい中毒曲なのだが・・・


3位
アップアップガールズ(仮)「アッパーカット!」


アイドル戦国時代にアプガあり、を印象付けた名曲。


1年前はオリジナル曲が1曲もなかったのに、
いまではワンマンライブができるくらいまで曲数が増えた。
恐るべき急成長ぶりである。


また、コンセプトが明確でブレがないところもよい。
戦国時代の統一、下剋上、打倒ハロプロ
捨てられた自分たちが、天下を取って見返してやるんだという
そういうストーリーがわかりやすい。


もちろん、だからといってただ駄曲を乱発すればよいわけではない。
楽曲の良さと、振り付けの面白さ、
ダンスの激しさ、ライブの一体感が備わっているから強い。


4位
吉川友「こんな私でよかったら」


アルバム曲にもいい曲があるが、
代表してこの曲にした。


きっかはなんといっても歌がうまいのが推せる。
もちろん、ビジュアルも抜群。
しゃべらなければこんな完璧なアイドルもそうそういないだろうと思う。



5位
ハーベスト「フォレストタイム」


ノリに乗っているつんく♂Pにアイドルソングを作らせたら
手に負えない典型。


里山プロジェクトでは、
ピーベリーの「キャベツ白書」もいい曲なんだが、
明るい曲がいいのでこちらを選んだ。



次点
スマイレージ「寒いね。」



Berryz工房Loving you Too much