話題になっているので一応言及しておこう。


つんくの才能涸れてなかった? 楽曲発売2か月で「秘密の仕掛け」判明
http://www.j-cast.com/2012/04/16129108.htmlJ-CASTニュース


こういう遊び心は創作活動において何よりも忘れてはならないパトスだと思う。
さながらトリックアートを見るような驚きと爽快感である。
(まあ、安易な音づくりは依然として気になるところだが…
とくにベリの「Because happiness」のほうがまんま「OK YEAH!」「好きだな君が」なのは)


音楽から話題を転ずるが、
小説(ミステリー)においてこの手の創意をこらした人といえば、
泡坂妻夫が思い浮かぶ。
あっしは人生で初めて出会ったミステリー作家が泡坂妻夫だったため、
その後並みのレベルのミステリー作家では
全然驚かないという困ったことになってしまった。


生者と死者―酩探偵ヨギガンジーの透視術 (新潮文庫)

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(現在は絶版)