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今日は一日家でおとなしくしていた。
本当はららぽーと豊洲の柴田さんに行こうと思ってたんだが、
雨天で開催されるか微妙なので見送ってしまった。
(実際はイベントは無事行われたようだ)
なんかそのままズルズルと引きこもり。
というわけで家でこれを見た。
- 出版社/メーカー: UP-FRONT WORKS
- 発売日: 2012/03/14
- メディア: DVD
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劇場に見に行きたかったが、
始まるや否やものすごく評判が良くて、
もうチケットが手に入りにくい状態だった。
先行でチケをとっておけばよかったと後悔した舞台である。
発表当初、ガキさんと8・9期だけで舞台?
(他の仕事が入っていたためか、れいなとさゆは外れていた)
と聞いてこれは申し込まなくてもいいかな、と思った。
絶対、つまらなそうだと思ったからである。
つまらなくないまでも、深い感動までは得られないだろうと推測できた。
あっしの予想は半分はあたって、半分はハズレた。
9期の舞台経験は未熟で、ほとんど学芸会レベル。
やっぱりまだまだだな〜という予想どおりの印象。
(その中でも、りほりほだけは抜群の存在感を示せていた)
しかし、期待を大きく裏切ったのはガキさんとれいなの熱演である。
ジャンヌ・ダルク役のガキさんはもともと主役的立場だったが、
れいなは、ケガで降板したみっつぃ〜の代役で急遽ベベ役に抜擢されたのだ。
このふたりの芝居と歌が、本当に素晴らしい。
泣いた。
号泣。
9期の役不足を補うかのように、
舞台経験の豊富なメンバーで脇を固めているのも安心できた。
モーツァルト役のみーよ。
織田信長役のみーこ(セリフも名古屋弁だぎゃw)。
明智光秀役のもりさきちゃん。
くどぅー(ダ・ヴィンチ役)は難しいセリフを頑張っていたけど、
やはりうまさではカリンさま(チンギス・カン)や、
さゆべえ(コウノトリ役)が目立った。
そして、脚本が良い。
最初は「11人いる」という仮タイトルだったと思うが、
正式名が「リボーン〜命のオーディション〜」と決まっても、
一向面白そうには思えなかった。
タイトルからして、「リボンの騎士」の
第一幕・第一場のような雰囲気だろうなと推測できた。
やはりこの予想も半分はあたり、半分はハズレた。
大枠としては、一個一個オーディションを受けていくという筋なのだが、
エピソードに偉人の生涯をからめていくあたりがうまい。
ファミリーミュ−ジカルと銘打ってあるだけあって、
子供向けの易しい脚本なんだが、内容は深い。
そして、伏線の張り方もうまい。
この舞台全体が「リボンの騎士」の精神を受け継いでいる。
アンサーソングならぬ、アンサー舞台と言ってもいいだろう。
タイトルから、この舞台の最後の伏線までは読めなかったのは不覚であった。
むずかしいことは言いっこなし。
見れば素晴らしさが分かる。
凛々しいガキさんのジャンヌ・ダルク。
迫真の演技に圧倒される。
無垢なれいなのべべ。
透き通った歌声に心洗われる。