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モーニング娘。「レインボー7」
きのうのうちにフラゲしていたものを、きょうじっくり聴いてみました。
評判どうりの出来で、なかなか聴きごたえのあるアルバムに仕上がっています。
とくにアルバム曲が想像以上にイイ!!
シングル曲やリミックス曲とあわせて、バラエティにとんだ構成。
まさに7色の光を放つアルバム。
しかし、あえて全体の印象をいうならば、とにかく楽しい1枚。
こんなに元気(と萌え)をもらえるアーティストは、
日本中(いや、世界中を探しても)ほかにいやしないでしょうよ。
- HOW DO YOU LIKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜
- THE マンパワー!!!
- 青空がいつまでも続くような未来であれ!
- 大阪 恋の歌
- INDIGO BLUE LOVE
- レインボーピンク
- 色っぽい じれったい
- 無色透明なままで
- パープルウインド
- さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!
- 直感2 〜逃した魚は大きいぞ!〜(全くその通リミックス)
- 女子かしまし物語3
とくに気になった収録曲のレビューは以下。
1・HOW DO YOU LIKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜
まず一曲目からめちゃめちゃかっこいい!!
歌詞は、アレ(日本観光大使?)なんだが、それがこんなロックな曲になるなんて。
3・青空がいつまでも続くような未来であれ!
一曲目〜マンパワーとロックな感じで続いて、ここでこんどは一転、
ブラスアレンジって言うんですか?(スカっぽいやつ)が楽しい一曲。
娘。を象徴する数々の人生応援ソングに、またひとつ佳曲が加わりました。
5・INDIGO BLUE LOVE
「大阪 恋の歌」からの流れで、しっとり系の失恋ソングが続きます。
歌うは、れいな、えりりん、ガキさん。
俄然強めなツートップ(ミキティ・愛ちゃん)の次にくる中堅の歌い手たちです。
いや、中堅というより、もはや娘の中核を担っているといえます。
タイトルのインディゴブルーは、「愛色の関係 保てなかった」にかかってくるわけですね。
6・レインボーピンク
キタ、キタ、キタ━━━━━━━!!!
これがうわさの重ピンク! こはっピンク!による、
ヲタ一撃必殺の爆弾曲なんですね。
やられました。
もう立ち上がれません。
「こはっピンク! こはっピンク! こはっピンク!」
まぶたの裏に映る幻のデビューコンサート会場で、
CDのヲタといっしょに叫んでいたもの。
つんく♂先生、まいりました、もう勘弁してください。
キャハ
この一曲を聴くためだけに、このアルバムを買った価値はあるな。
7・色っぽい じれったい
そんな小春ちゃん(こはっピンク)の本当のデビュー曲。
8・無色透明なままで
歌うはミキティ、愛ちゃん、よっすぃー、まこっちゃん、こんこん。
ここでまた、しっとり聴かせるバラードがきます。
脱線するが、ごっちんの「今にきっと…In My LIFE」のイントロが、
「銀河鉄道999」(ゴダイゴ版)っぽいということをよく言われましたが、
あっしはこの「無色透明なままで」のイントロを聴くと、ついつい
「♪そこ〜にゆーけば〜、どんな夢も、かなうと言うよ〜」と歌いだしたくなってしまいます。
さらに脱線するが、西遊記のドラマといえば堺正章のシリーズが不朽の名作。
香取慎吾版(見ていないのに批評するのもなんだが)は、しっくりこない。
9・パープルウインド
一転、爽やかなポップナンバー。
今までの娘(つんく)にありそうでなかったテイスト(音楽的に)。
いや、すごくつんくっぽいともいえるな。
最近こういう曲書いてくれてなかったんで、新鮮。
10・さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!
タイトルに名前負けしない、新たなモー娘。コミックソングの傑作が誕生。
1・6・10がなんといってもこのアルバムを象徴する出色の出来だよなあ。
11・直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜(全くその通リミックス)
これまた、超かっこいい感じのリミックスになっています。
このアルバム全体を通じていえることですが、
現メンバーのパワーというか、勢いを感じるつくりとなっている。
12・女子かしまし物語3
おお、うわさの「くっすみくっすみ」ってこれのこと?
ネタ的には、微妙なものも多いが、
シローのつぶやきとか、ガキさんのツッコミとか、さゆの「どっちなんだよ〜」とか、
けっこう楽しめるポイントもある。