娘DOKYU!

きょうから内容が、8月の「リボンの騎士」を見据えた、
亀ちゃんのダンス個人レッスンにかわった。
(「バレエにジャズ!宝塚舞台に向けて亀井絵里志願のダンスレッスン」)*1


おっと、そのまえに先週分(9日〜17日)のまとめをしておかなくては。
「メンバーが語るスフィアリーグ開幕戦舞台裏」。
明日はいよいよカレッツァとのガチンコ対決「GyaOカップ」が開催されるわけですが、
そのまえに先月のスフィアリーグ1stステージのおさらいです。


大会数週間前から、レベルの高い相手との練習試合をこなし、
質の高いプレーを目指すガッタス
北澤監督に十条FCとの再戦(3月のスポフェス)を提案されたりと、
目標は高いのだが、開幕直前になってもメンバー内に悩みがあった。
チームプレイがかみ合わないのだ。
今回のドキュは、前大会をそんな彼女たちのコメントでふりかえる。


ミキティの不安。

  • 2005年に入っての合宿のあとはみんなすごい団結していた。
  • しかし、みんながちょっとできるようになってきたぶん、団結してないわけじゃないけど、団結しづらくなった。
  • 違う意見とか、いろんな「こうしたほうがいいんじゃない?」という意見が出てきて、それがまとまらないままスフィアリーグに入ってしまった。


一回戦 四谷クローバーズ戦
ミキティ
「なんか2点は取ったけど、勢いだけでいっちゃったなという感じがやっぱりします。」
シュートチャンスが何度もありながら、それがすんなり得点に結びつかない
決定力不足を、番組では歯車がかみ合わないと表現する。
守護神紺野は、チームに違和感を感じていた。
「そうですね、後ろから見てて、やっぱり絶好調な感じじゃないなと思って」
「練習でいいプレイを見ているからそう感じるのかもしれない」
勝ちはしたものの、不完全燃焼だった。


準決勝 浅井レッドローズ戦
後半、同点弾を決められる。
こんこん
「前半も、とめてたし大丈夫だなと思ってたのに、後半1点入ったら
そっからぐーって落ちちゃった気がしたんですよ。」
1点取られてモチベーションが落ちて、悪かった大会みたいな心になってしまった。
試合はPK戦に持ち込まれたが、ガッタスは準決勝で敗退。
キャプテンよっすぃ―が、まさかの枠外とか、たしかに負けてもやむをえない不調さ。
こんこんの悔し涙。
「ここでおわりっていうのが、あっ―ていう感じ、くやしかった。」
こんこんは悪くないよ!  あのシュートはなかなかとめられない。


優勝したカレッツァのエース小島くるみからエール。
カレッツァガッタスと決勝戦であたりたいので、頑張ってください!!」
芸能界女子フットサルが発足して以来の、因縁のライバル関係にある両チーム。
だから、この言葉には重みがある。
ミキティ
「最初からライバルとしてやってるから、
いい意味でたぶんすごいおたがいを応援してるのかなと思います。」


よっすぃーは、いまが「前に進むために壊す時期」であるという。
ミキティが語るガッタスの課題は「メンタル面の弱さ」。
練習のときのほうがいい動きが出来ているから。
よっすぃーとこんこんは個人特訓を志願して次大会を目指す。


ここからはあっしの見解。
「勝ってもくやしい」との名言を残した前々回大会。
優勝は果たしたものの、スッキリとしない後味の悪さ、
不安要素が残ったのも事実である。
そして、前大会スフィアリーグでその不安は、
準決勝敗退という現実となって現れた。


ガッタスは確実に強くなっている。
しかし、それは他チームも同様。
新興チームが、フットサル経験者を助っ人として引っ張ってくるからだ。
最強の敵を倒しても、次から次にレベルの強い敵が現れるドラゴンボールみたいだ。
はっきりいって反則級にうまい選手もいて、
タレント活動をしているのかいないのかわかんないやつは出すな、と
カレッツァ野田社長が何かの対談で熱く語っていたのをネットで読んだ。
まったく正論である。
ガッタスだって一年前までは、是ちゃん頼みで勝ってきた過去がある。
しかし、ガッタスは変わった。
それが、昨年5月の駒沢の奇跡である。
是ちゃんがかすんでいた。まさに全員サッカー。
チーム一丸でもぎ取った勝利だった。
いろんな批判あるだろうが、助っ人のおかげで、
芸能界女子フットサルチーム全体のレベルが、格段に上昇したのも事実。


本業の多忙な芸能活動をこなしながらフットサルを続けることがどれだけ大変か。
なおかつ優勝への期待も限りなく大きい。
ガッタスはいま悩んでいると思う。
しかし、悩んでいても結果は出ない。
苦しくても、練習をつづけていくこと以外に道はないと思う。
そのときは、きっとまた涙を流して勝利を喜びあえるだろう。


余談だが、キーちゃん(北澤監督)がでていた
課外授業ようこそ先輩スペシャル」(1月4日放送)はいい番組だった。
キーちゃんは教え上手だと思う。
「見て、考えて、動く」
こんな様なスローガンで、小学生にサッカーの考え方というものを教えていた。
運動能力が高い子じゃなくても(女の子とかも)ゲームが楽しめるように、
ハンドサッカーという新しいルールで試合をする。
すると不思議なことに、弱かったチームが作戦を練り直したりして、
強いチーム相手に、頭を使ったゲーム展開で勝ったりするのだ。


今のガッタスにかけているのは、技術力というより
メンタル的な部分であるとあっしも思う。
チームがひとつになったとき、ガッタスに再び感動的な優勝が訪れるだろう。

*1:テロップの漢字が絵理×と間違ってます