将棋

竜王戦第四局 ▲渡辺明−△木村一基 先手渡辺竜王が101手にて勝ち。 4連勝でストレート防衛です。 戦型は後手の木村七段が一手損角換わりに出ましたが、 本日(2日目)、封じ手で銀ぶつけから開戦するなど、 渡辺竜王の積極的な指し手が目立ちましたね。 いやー…

竜王戦第3局 ▲木村−△渡辺 後手渡辺竜王が142手にて勝ち。 3連勝となりました。 竜王の勢いがとまらない。 戦型は横歩や角替わりを避けて、後手が角道をとめたために、 矢倉の将棋になりました。 そのあと穴熊にもぐった構想が終盤生きて、粘る木村七段の玉…

竜王戦第2局 渡辺ー木村 先手渡辺竜王が71手にて快勝。 戦型は横歩取りでしたが、8五飛ではなく旧型になりました。 早く終局してしまったので、BSの解説(生中継)に申し訳なさそうに 出演させられた木村一基がちょっとかわいそうだった。 判官びいきだが…

瀬川アマ 3勝目を上げて念願のプロ入り! 試験官は高野五段。 瀬川さんがまたしても後手番で、戦形は十八番の横歩取りになりました。 先手の仕掛けが決まったかに思えたのに、将棋の終盤ってのは難しいんだなあ。 瀬川さんがねじり勝ちました。 これで晴れ…

竜王戦第一局 後手、渡辺竜王が156手にて勝ち。 封じ手以降、渡辺のほうから前例をはずれ変化したものの、 木村七段が指しやすそうな中盤になったと思われました。 が、そこからの決め手を与えない指し手はさすがでしたね。 両者の持ち味が出た、熱戦でした…

竜王戦第1局 渡辺竜王−木村七段 最近、朝晩めっきり寒くなってきました。竜王戦の季節ですね。 初の防衛戦となる渡辺竜王。弱冠21歳。 対するは、トップクラスの高勝率を誇りながら、タイトル戦初登場の木村。 両者、横歩取りを得意戦法にしている。 1日目…

きょうは棋友6人と将棋大会に行ってきた。 切れ負けの大会はひさびさだったのと、 寝不足やら、体調不良やらで将棋の内容はひどいもんでしたが、 (というか、これが実力なんですが・・・・。弱いです。) 相手が終盤間違えてトン死してくれたおかげで、 5…

瀬川アマ プロテスト6番勝負 第4局 中井女流六段と対戦でした。 結果は124手にて後手番瀬川さんの勝ち。 これで2勝2敗(●○●○)、プロ入りに大きく近づきました。 あと一勝すれば合格です。 とりあえず2・4局目は勝っておかないと苦しい相手でしたが、 想定通…

王座戦第3局 ▲佐藤棋聖−△羽生王座 羽生が134手にて勝ち防衛。 これで王座14連覇という大記録をなしとげた。 大山名人の持つ記録を34年ぶりに塗りかえたことになる。 やっぱり羽生は強かった。 佐藤もがんばったんだけど、シリーズ(17番勝負)後半は結果を…

王位戦第7局 ▲佐藤棋聖−△羽生王位 最終局ということで、連盟に解説を聞きにいきました。 渡辺竜王の解説です。 結果は、116手にて羽生勝ち。 タイトルを防衛しました。 将棋は後手一手損角がわりで、 17番勝負中に、両者の間で何度か指された戦型だったので…

王位戦第6局(▲羽生王位―△佐藤棋聖) 135手にて先手羽生王位の勝ち。 これで決着は最終局にもちこされました。 戦型は矢倉模様だったのだが、早々に定跡形をはなれ、 まさに力戦といえる序盤から面白い将棋でした。 いそがしくて最新研究で戦えないというこ…

王位戦第5局(▲佐藤―△羽生) 133手にて先手佐藤棋聖の勝ち。 タイトル奪取に王手をかけました。 矢倉の出だしでしたが、後手が美濃囲いから早々に仕掛け、 激しい戦いになりました。 中央を攻められたのに対し、1筋から逆襲した佐藤の構想もすごければ、 …

王座戦第一局 きのうのこの将棋は一度千日手となり(戦型・相居飛車)、 指し直しで先後を入れ替えて行われました。 後手佐藤の一手損角換わりから、先手の羽生が棒銀。 165手にて羽生先勝。 佐藤棋聖との炎の17番勝負もいよいよ 最終ステージへとさしかかっ…

王位戦第4局(先手羽生善治王位・後手佐藤康光棋聖) 相振りという、予想外の戦型になりましたが、 113手にて、先手羽生勝ち。 これで2−2のタイに。 炎の17番勝負、中盤戦も面白くなってきました。 それにしても、佐藤の34手目△7四金には あっし…

竜王戦・決勝トーナメント。 森内名人、敗れてしまいました。 これで渡辺とのリベンジマッチは消えてしまいました。 勝ち上がりが、木村と三浦って・・・。 失礼ながら、地味な印象はぬぐえない。 あっしは渡辺竜王の防衛と、予想。

瀬川アマVS神吉六段 6番勝負の第2局。 後手番の瀬川さんが172手で勝って、これでスコアは1-1に。 ここはどうしても取っておかなければならない勝負だったので、 応援しているあっしとしては、ほっと一安心。 戦型は先手・神吉の四間穴熊。 後手銀冠。 途中…

朝日オープン 矢倉六段対吉田アマ。 吉田さん、本戦入りまであと一歩というところでしたが、 残念ながら負けてしまいました。 先手矢倉六段の四間飛車(ややこしいな)。 序盤は難しかったようですが、 中盤の一手をさかいに、形勢に差がひらいてしまったよ…

なぜハロショにいったかというと、 きょう、渋谷の「東急将棋まつり」をのぞいてきたからだ。 1日目は 渡辺竜王 久保八段 近藤五段など その他、棋士数名がゲストで 指導対局、特選対局、サイン会などをやってました。 自分は最後のほうに行ったのですが、 …

本日、都内某将棋道場におきまして めでたく 四段に昇段いたしました\(^O^)/ このようなことを書くと、 あっしが強いかのような誤解を招くかもしれません。 いえいえ、そんなことはありません。 ちょっとしたLuckが重なっただけです。 ふつう、道場で…

王位戦第3局 126手にて後手番・羽生王位の勝ち。 戦型は近年ではめずらしい相掛かり腰掛銀(ガッチャン銀)。 佐藤棋聖がガッチャン銀を引いて、羽生に攻めさせる強気の構想。 中盤の飛車先の応酬などは、難しくてよくわからなかったので解説を待ちたい。 …

棋聖戦第五局 佐藤勝ちで防衛。 棋聖4連覇となりました。 羽生もあと一番まで迫ったのだが、届かず。 このままいくと王位防衛も危うし、羽生! ちなみに戦型は後手の、佐藤棋聖が一手損角換わり。 棒銀を飛車を振ってうけたので、右玉の格好になりました。

棋聖戦 第4局 羽生が勝って、最終局までもつれ込むことになった。 戦型は矢倉。 ここぞという一局には、やはり後手番でうけてたった。 ただ先手の佐藤棋聖も早めに動いて変化する。 積極性は佐藤好調の明かしではあるが、1七桂はまずかったようだ。 桂跳ね…

王位戦第一局 155手にて挑戦者・佐藤康光棋聖の勝ち。 後手の羽生王位がゴキゲン中飛車で挑んだものの この戦型は名人戦で森内にいいところなく敗れた あまり縁起のよくない戦法である。 しかし、今回は中盤以降なかなか見ごたえのある戦いに。 両者、と…

名人戦第7局 2日目 無料だし、本田小百合ちゃんが聞き手でしたので、 結局、新宿三井ひろばの大盤解説へ行きました。 午後10時ごろ終局。 森内名人の防衛でした。 矢倉らしいねじりあいになって 見ごたえも十分でしたが、 どうも封じ手局面以降 羽生4冠…

名人戦第7局 泣いても笑ってももう後がない決戦の第7局。 振り駒で先手になった森内名人。 羽生四冠は矢倉を受けてたちました。 序盤、先週の第6局と同じ立ち上がりでしたが 本日の封じ手局面ですでに別の将棋になっています。 とにかく矢倉らしいねじり…

プロテスト アマ強豪 瀬川さんに課せられた プロテストの内容が公表された。 6名(奨励会3段、女流も含めたなんともすごい顔ぶれ) と対局し3勝すれば合格というもの。 このメンツなら3勝はなんとかいけそうでは? とも思うが、ただプロ側も本気を出して…

名人戦第6局 相矢倉の激戦を制し、後手番の羽生が奪取に逆王手。 一応、これまでの星を振り返ると 森内名人から見て ● ○ ○ ○ ● ● 第4局で完璧なゴキゲン中飛車対策を見せたときは 森内名人がそのままの勢いで決めるのかと思ったが、 さすが羽生である。 横…

朝日オープン将棋トーナメント プロアマ戦 一斉に10局をアマ−プロで戦いました。 将棋会館で大盤解説会をやるというので見に行きました。 立ち見もでる大盛況で、注目度がうかがえます。 結果はプロ7勝、アマ3勝。 瀬川さんは負けてしまいました。 プロテ…

瀬川さん 現在最強のアマチュア瀬川さんのプロ入り嘆願問題は 賛成票を多数得て、「プロテスト実施」ということになりました。 まずは門前払いという最悪の結末を回避できてホッ。 まだおめでとうというのは早いかもしれませんが、 プロになって活躍できると…